相馬勇紀が東京五輪の先に描くもの。「いつか絶対にプレミアリーグ」 (6ページ目)

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • 六川則夫●撮影 photo by Rokukawa Norio

―― では最後に、グランパスでは今年をどんなシーズンにしたいですか?

相馬 去年は1年目という難しさもあって、なかなか結果を出せなかったんですけど、移籍して、ケガはありましたけど、成長して帰ってきたと思っています。

 チームにはすばらしい選手が多いですけど、彼らをリスペクトしながらも、しっかりスタメンを掴み取って試合に出て、チームを勝たせる選手になりたい。ほかの選手に助けられるんじゃなくて、自分がチームを毎試合勝たせられるようにがんばりたいですね。

―― これまではスーパーサブとして起用されることが多かった。スタメンを掴み取るには、何が必要でしょう?

相馬 まずは練習で結果を出すこと。途中から起用されても、結果を出し続ければスタメンになれるものだと思っています。スタメンでも自信はあるので、日々の練習からアピールしていきたいですね。


【profile】
相馬勇紀(そうま・ゆうき)
1997年2月25日生まれ、東京都調布市出身。三菱養和SCユースから早稲田大学に進学。在学中に名古屋グランパスの特別指定選手に登録され、2018年8月にJリーグデビューする。2019年6月に行なわれたトゥーロン国際ではU-22日本代表の準優勝に貢献し、大会ベストイレブンを受賞。同年12年には日本代表にも選ばれ、中国戦で初出場を果たす。ポジション=FW。165cm68kg。

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