2020.02.06

名古屋・相馬勇紀、1対1に絶対の自信。
五輪代表の序列を一気に覆す

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • 六川則夫●撮影 photo by Rokukawa Norio, Sano Miki

東京五輪を目指す若きフットボーラーたち(9)
名古屋グランパス・相馬勇紀@前編

 東京オリンピック本番を半年後に控え、まさかのグループステージ敗退に終わったU-23アジア選手権。不甲斐ない戦いに終始したなかで、数少ない光明が相馬勇紀のパフォーマンスだろう。

 サイドで1対1の勝負になれば、ほとんどの場面で相手を振り切り、クロスを上げた。固まりつつあった序列を一気に覆し、本大会のメンバー入りへアピールに成功した名古屋グランパスのスピードスターに迫る。

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FW相馬勇紀(そうま・ゆうき)1997年2月25日、東京都生まれ。早稲田大学出身―― 昨夏、相当な覚悟を持って鹿島アントラーズに期限付き移籍して、今回戻ってくるにあたっても、同じように相当な覚悟があるのではないかと思います。

相馬勇紀(以下:相馬) 夏に東京五輪があるので、「意識してない」と言ったら、変になりますよね。でも、五輪のために毎日過ごすわけではなくて。意識はするけれど、成長して戻ってきたところを見せたい。ここ(名古屋グランパス)でしっかり活躍して勝利に貢献したい。その結果として、五輪がついて来ると思っています。