森保J完敗は必然か。W杯未出場国
ベネズエラの指揮官が戦略を語る (3ページ目)
その結果、ベネズエラは1点を返されたが、最後は主力を下げながら、若い選手をテストする余裕があった。
「(長旅や時差など)フィジカル的に厳しいところはあったが、高い位置からプレスをかけ、効率的な戦いができたと思う。相手にどうダメージを与えるか、を考えて、それができた試合だった」
ドゥダメルは日本を「Mundialista」(スペイン語でW杯の出場経験国、もしくは常連国)と敬意を表しながら呼んだ。ベネズエラはワールドカップに一度も出場したことがない。勝利した指揮官は、最後まで奢ることがなかった。
「日本の弱点については、コメントする立場にない。正直、弱点を探すのは難しかったし、日本のような強敵と(2年連続で)対戦することによって、自分たちの競争力も高まっている」
ベネズエラは欧州や南米の有力クラブでプレーする選手を招集し、全力で挑んできた。日本の長所を潰し、自分たちの長所を出したのだ。
「完璧な試合」
日本が敗れたのは必然だったのかもしれない。
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