U-21森保ジャパンが価値ある準V。
東京五輪へ多大なる成果を得た (4ページ目)
最後は敗れ、優勝は逃した。
しかし、東京五輪へ向けた強化の過程において、現段階での結果はさほど重要ではない。むしろ決勝まで勝ち進み、7試合を戦い、その都度貴重な経験を手にすることができたのだから、U-21代表は今大会で上々の成果を挙げたと言っていい。
森保監督も「メンタル的にも、技術的にも、戦術的にも、フィジカル的にも選手たちは成長してくれた」とし、その変化に目を見張る。
「選手たちは自分たちで、毎試合ごとに試合を振り返り、成果と課題を次に生かしてくれた」
大会全体を通して見れば、試合ごとに内容の出来、不出来はあった。だが、それをすべて含めて成果である。
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