サッカー人生激変。スピードスター前田大然「高2のターニングポイント」 (3ページ目)

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki, Getty Images

―― ちなみに、坊主頭は昔からですか?

前田 そうですね。ずっと坊主です。試合前にいつも剃るので、1週間に1回って感じです。少しでも伸びてくると気になります。今も長いくらいです(笑)。坊主だと目立つじゃないですか。すぐに名前を覚えてもらえるし、気合いも入りますし。それこそ高2のとき、サッカー部から離れていたときに少し伸ばしたくらいで、それ以外は、ずっと坊主です。

―― 身近な目標として東京五輪がありますが、将来、海外でプレーしたいといった希望はあるんですか?

前田 海外に行きたい、っていう想いは常にありますね。でも、それにはまず日本で活躍しないことには行けないと思うので、まずは山雅をJ1に上げて、J1で活躍したいです。

―― 思い描くリーグは?

前田 ドイツでやりたいです。ガツガツした感じが僕は好きなので、そこでどれだけできるか試したいです。

―― ブンデスリーガの試合中継もかなり見る?

前田 いや、あまり見ないです(苦笑)。サッカー自体、あまり見ないんですよ。なので、ガツガツした感じというのもイメージです(笑)。

―― そうなんですね。では、オリンピックといって思い浮かぶ大会は?

前田 いや、オリンピックも見たことがないです。

―― 本当に?

前田 覚えがないですね。でも、最初に見たワールドカップなら覚えてますよ。南アフリカ大会でした。

―― 最近じゃないですか(笑)。日韓大会も見ていない?

前田 たぶん、生まれてないです。

――いや、2002年ですよ(笑)。

前田 僕は1997年生まれだから5歳か。でも、そのころ、まだサッカー始めてないですから。

―― 本当にサッカー、あまり見ないんですね。さすがにメッシやクリスチアーノ・ロナウドは知っていますよね?

前田 当然じゃないですか(笑)。世界的な選手は知っています。ただ、夜中に遅くまで起きて見ようとは思わないだけです。

3 / 4

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る