長谷部誠と本田圭佑。タイ戦でハッキリ見えた日本の「修正ポイント」 (5ページ目)

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki photo by Nakanishi Yusuke/AFLO SPORTS

 本田もミランの元監督シニシャ・ミハイロビッチに楯を突いたことがあったはずだが、その本田はオッケーで金崎はノーとするのは、いかがなものだろうか。

 長谷部と本田が、アンタッチャブルな特別な存在になっているとすれば、この長い予選、危うさはいっそう膨らむ。いびつなヒエラルキーが構築されたアンフェアな空気は膨らむばかりだと思う。

 苦戦続きのハリルジャパン。危うい箇所、手直しするべきポイントは、思いのほか明確に見えている。まず、競争原理を働かせるべきは、この2人なのである。

■サッカー代表 記事一覧>>

5 / 5

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る