【プロ野球】マチャドが振り返るWBC侍ジャパン戦勝利と世界一達成の舞台裏 「ベネズエラが勝てたのは...」 (2ページ目)
マチャドは17歳の時、MLBのカンザスシティ・ロイヤルズと1万ドルで契約。33歳となった今季でプロ16年目を迎え、長いキャリアのなかで自分なりの調整法を確立してきた。シーズンオフに母国ベネズエラのウインターリーグで投げる年もあれば、あえて登板を見送る年もある。自身のコンディションと向き合いながら最適な選択を重ねてきたことこそ、息の長い活躍を支える秘訣なのだろう。
【マチャドを奮い立たせた侍ジャパンの存在】
プロ野球選手として所属チームで結果を残すことは最重要ミッションだが、母国のために戦うWBCも特別な舞台だった。
「ベネズエラを代表してプレーするのはとてもうれしく、本当に幸せだった。ベネズエラを代表できることを誇りに思っている。日本人やアメリカ人、どの国の選手にとっても、自分の国を代表するのは同様に特別なことだと思う。優勝して自分たちの国に喜びを届けられたことは、本当に感動的だった」
マチャドにとって2023年につづく2度目のWBCは、闘志をかき立てる要因がいくつもあった。そのひとつが、準々決勝で日本と激突したことだ。
「とても特別な試合だったよ。スプリングトレーニングの時点で、『準々決勝で日本と対戦することになったらプレーしたいか』と聞かれて、もちろん『はい』と答えた。すごい試合になるだろうと思っていた」
実際、ベネズエラはロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)の先頭打者本塁打で先制すると、日本も大谷翔平(ドジャース)の一発ですぐさま同点に追いつく。その後、日本が5対2とリードを広げたものの、中盤にベネズエラは打線が爆発し逆転。結局、8対5でベネズエラが勝利した。
マチャドは3点リードの8回に6番手として登板。3番・森下翔太(阪神)を空振り三振、4番の吉田正尚(レッドソックス)をセンターフライに打ちとるも、5番・岡本和真(ブルージェイズ)、6番・村上宗隆(ホワイトソックス)に連打を浴びて一、二塁のピンチを招く。それでも7番・牧秀悟(DeNA)をショートゴロに抑え、得点を許さなかった。
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