【プロ野球】ヤクルト再建のカギは投手陣 エース候補・奥川恭伸が語った覚悟「何球でも投げます!」 (4ページ目)
「去年と変わったことは、先輩方に積極的にアドバイスを聞くようになったことですね。大西さんとのキャッチボールでも、『今日の球はどうでしたか?』と聞いたりしています。その助言をしっかり自分のものにできたらいいなと。そのためには、ただ練習するだけでなく、自分がどうすべきなのかをもっと考えて取り組まないといけない。今年は開幕一軍に入れるように、個人的な目標としてはプロ初勝利を挙げたいです」
沼田翔平は2月12日に一軍キャンプへ合流した。昨年7月に育成から支配下登録されたが、一軍では1試合に登板して1回4失点、2被本塁打。雪辱を期し、大晦日にもピッチングを行なった。
「オフはフォームというか、始動の部分を一から壊すつもりで取り組んできました。なるべく下半身で投げるように意識しています。これまではずっと上半身で投げていたのですが、そうするとコントロールをつけようとして、どうしても腕で力を制御してしまっていたんです。その癖をなくすための練習を、オフの2カ月間やってきました。それがうまく結果につながってくれたら、去年とは違う結果になるんじゃないかと思っています」
背番号012、育成2年目の廣澤優は、身長193センチ、最速159キロというスケールの大きな右腕だ。「背番号を変えたいです」と力強く話した。
「背番号が2ケタになるということは、一軍で勝負するということなので、いつでも一軍のプレッシャーを意識しながら練習しています。自分は試合終盤をまかされる立場になりたいので、ブルペンで投げる時も、そのイニングの点差やランナーの状況、絶対に負けられない場面を想定しながら取り組んでいます。支配下になれたら、1年間を一軍で戦うこと、そして1試合でも多くチームの勝利に貢献することが目標です」
著者プロフィール
島村誠也 (しまむら・せいや)
1967年生まれ。21歳の時に『週刊プレイボーイ』編集部のフリーライター見習いに。1991年に映画『フィールド・オブ・ドリームス』の舞台となった野球場を取材。原作者W・P・キンセラ氏(故人)の言葉「野球場のホームプレートに立ってファウルラインを永遠に延長していくと、世界のほとんどが入ってしまう。そんな神話的レベルの虚構の世界を見せてくれるのが野球なんだ」は宝物となった。以降、2000年代前半まで、メジャーのスプリングトレーニング、公式戦、オールスター、ワールドシリーズを現地取材。現在は『web Sportiva』でヤクルトを中心に取材を続けている。
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