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【プロ野球】ヤクルト再建のカギは投手陣 エース候補・奥川恭伸が語った覚悟「何球でも投げます!」 (2ページ目)

  • 島村誠也●文 text by Seiya Shimamura

 吉村貢司郎は、2年連続してチームトップの勝利数を挙げるなど、「エース格」と言われる存在だ。2024年シーズン途中から、左足を振って反動をつけて投げる"振り子投法"を封印し、このキャンプでは"小さな振り子"に変化していた。

「フォームについては、試行錯誤しながら取り組んでいます。(小さな振り子は)バランスを取りやすくするためですね。変化を恐れず、その都度いいところを取り入れていければと思っています。筋量も増やしましたし、体重は4キロほど増えました。やっぱり真っすぐをよくしたいので、強さやスピード感を大事にしていきたいと思っています」

【自信を漲らせる外国人3投手】

 新しい戦力はチームの景色を大きく変える。今シーズンは3人の新外国人投手が加入した。

 ナッシュ・ウォルターズは、中日からヤクルトに移籍。身長195センチの長身右腕は、ユニフォームだけでなく、「ほかにも大きく変わりましたね」と話した。

「役割も中継ぎから先発に変わりました。中継ぎのときは、3つのアウトはすべて三振で取るというマインドセットというか、心構えでした。今は長いイニングを投げるために、省エネ投法というわけではないですが、最初からゾーンで勝負して打ち取る形になると思います。先発としての自信はすごくあります。目標は常に高く持たないと何をやっているのかわからなくなるので、勝利数や防御率など、NPBの記録をすべて塗り替えるくらいの気持ちでいます(笑)」

 左腕のホセ・キハダと右腕のヘスス・リランソは、プレーする国がアメリカから日本へと変わった。ベネズエラ出身のキハダは「シンプルに言えば、野球をやること自体は変わらないので」と自信をみなぎらせた。

「来日する前に、日本の打者は何でもかんでも振ってくるわけではないと聞いています。なので、奪三振の数は少なくなるかもしれませんが、シンプルに言えば、野球をやること自体は変わりませんからね。実戦を通しながら対応していければと思っています。リリーフは小さなミスが致命傷になるので、まかされた場面でしっかり抑えていきたいですね」(キハダ)

「日本の野球にすぐに対応できるものではないので、シーズンが開幕して、試合で投げて、時間をかけながら、変える必要があれば対応できればと......。自分が投げる場所でベストを尽くせば、チームに貢献できると思っています」(リランソ)

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