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【プロ野球】ヤクルト再建のカギは投手陣 エース候補・奥川恭伸が語った覚悟「何球でも投げます!」 (3ページ目)

  • 島村誠也●文 text by Seiya Shimamura

【ルーキー増居翔太はルーティンの確立に奮闘】

 さらに、一軍経験が浅い、もしくは未経験のフレッシュな顔ぶれの台頭も、投手陣にいい刺激を与えてくれる。

 トヨタ自動車からドラフト4位で入団した新人左腕の増居翔太は、アマチュアからプロの世界に環境が変わり、これからは6勤1休になる。

「一日をだらだら過ごしていると、疲労だけがたまってしまって、しんどくなるのかなと。だから、その日やることにしっかりフォーカスして、集中しないといけない。このキャンプで、そういうことを先に知ることができたのはよかったです。まずはそのペースに合わせて、これまでの自分のルーティンを変えるというか、つくっていきたいですね。

 逆に、投げることに関しては、どれだけ打たれてもビビらずにストライクゾーンで勝負する。そこは忘れずにやっていきたいです。ゾーンの中で、いかにタイミングをずらしたり、ファウルを取ったりできるか。球威やボールの質は、まだまだレベルとして足りない部分もありますが、打たれないと学べないと思っています。実戦を通して打ち取り方を覚えていって、最終的には完投できるピッチャーになりたいですね」

 プロ3年目の左腕・石原勇輝は、昨秋の宮崎フェニックス・リーグで先発として3試合に登板。いずれも6回以上を投げ、先発適性を感じさせた。

「今年は気持ちを楽にして、自分のペースやリズムで投げられるように、そういうマインドに変えることを目標にしています。この2年は、結果を出さなければと切羽詰まってしまい、自分から壊れてしまった部分もありました。あがり症なところもあるのですが、逆にその緊張を楽しむというか、この舞台に立てる幸せをかみしめながらやっていこうと。去年のフェニックス・リーグから、その気持ちでやってみたらいい結果が出たので、今年もその延長のような感覚で投げたいですね」

【最速159右腕は支配下登録へ意欲】

 坂本拓己は、プロ4年目で初めて一軍キャンプに参加した。チームよりも早く沖縄入りし、大西広樹と連日汗を流した。坂本は昨季終盤、1イニングながら一軍初登板。オフに参加した沖縄でのウインターリーグでは、自己最速となる153キロを計測した。

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