ヤクルトの160キロ右腕・中村優斗は「気づいたらメモ」で進化中 「一軍で活躍するイメージを持って取り組んでいきたい」 (3ページ目)
驚いたのは、イニングごとにメモしているということだ。
「多くの収穫を得たいので、毎イニング書くようにしています。試合後だと忘れてしまうこともあると思うので、そこを忘れないように、今はそういう感じでやっています」
選手寮での夕食は午後6時からで、中村はチームメイトとともに「本当にすごいピッチャーが多いな」と、一軍の試合をテレビで見ながら食事しているという。
「ピッチベース(※1)を見ていても、このピッチャーは、縦変化量(※2)がこれだけあるから打たれないのだろうとか、そういうのを探りながら見ている感じですね」
※1 野球向けの映像解析アプリ
※2 ボールの上下方向の変化を数値化したもの。一般的にストレートの平均数値は40センチと言われ、数値が大きいとボールがホップしているように感じられるという
中村のなかで、少しずつ一軍のイメージが湧きつつあるのだろう。
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著者プロフィール
島村誠也 (しまむら・せいや)
1967年生まれ。21歳の時に『週刊プレイボーイ』編集部のフリーライター見習いに。1991年に映画『フィールド・オブ・ドリームス』の舞台となった野球場を取材。原作者W・P・キンセラ氏(故人)の言葉「野球場のホームプレートに立ってファウルラインを永遠に延長していくと、世界のほとんどが入ってしまう。そんな神話的レベルの虚構の世界を見せてくれるのが野球なんだ」は宝物となった。以降、2000年代前半まで、メジャーのスプリングトレーニング、公式戦、オールスター、ワールドシリーズを現地取材。現在は『web Sportiva』でヤクルトを中心に取材を続けている。
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