【プロ野球】伊東勤が西武新戦力を分析 シーズン91敗からの巻き返しのキーマンになるのは誰だ?
伊東勤インタビュー(前編)
昨シーズン、得点力不足に苦しみ、最下位に沈んだ埼玉西武ライオンズ。新監督に西口文也氏を迎え、チームは再建を図る。投手力を軸に戦うスタイルを予想されるなか、補強された外国人選手や若手の台頭はチームを変えることができるのか? かつて西口監督とバッテリーを組んだ伊東勤氏が、新戦力や課題、そして期待の選手たちについて語った。
昨年12月の現役ドラフトでロッテから西武に移籍した平沢大河 photo by Koike Yoshihiroこの記事に関連する写真を見る
【得点力部不足を解消できるか】
── 伊東さんは現役時代、新監督の西口さんとバッテリーを組まれていました。どんな野球をやると思いますか?
伊東 投手出身なので、やはり投手力を中心とした守りを前面に押し出した野球になると思います。ただ、昨年の西武の課題は得点力不足でした。得点力がアップすれば、昨年のように投手陣に負担がかかることも少なるのではないかと。
── 昨シーズン、チーム防御率はリーグ4位でしたが、チーム打率、チーム本塁打数はともにリーグワーストでした。
伊東 ヘッドコーチには鳥越裕介氏が就任し、昨年の記録的なシーズン91敗の悔しさを忘れぬために背番号「91」を付けたそうです。また、野手チーフ兼打撃コーチには、現役時代に長打力と機動力を兼備した仁志敏久氏が就任しました。他球団出身のコーチが、どうやって「1点をもぎ取り、守りきるか」というところに注力し、新風を吹き込むことになると思います。
── 攻撃陣ですが、ドラフト2位の大卒ルーキー・渡部聖弥選手が、オープン戦では6番・レフトで出場を続けていました。
伊東 広陵高(広島)2年春の選抜に、同級生の宗山塁(明治大→楽天)とともに出場しています。大商大時代は首位打者、ベストナインを5度受賞するなど、(関西六大学)リーグ屈指の好打者として活躍しました。しかも遠投110メートルの強肩に、50メートル6秒2の俊足も兼ね備えています。
オープン戦で見たのですが、1球目から思いきりよくバットを振っていました。泥臭くボールに食らいついていくタイプで、面白いですよ。同じパ・リーグのチームに入った宗山へのライバル心もあるでしょう。開幕からスタメンで使うと思いますね。
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