「ドラフト史上最高の豊作」年に入団→「プロ野球史上初」を達成 名投手・野村収が語るライバルとの対戦秘話 (3ページ目)
── 野村さんも9イニング平均与四球率が2.06個とコントロール抜群でした。
野村 私はストレートで押して、スライダー、シュート、フォークで勝負するタイプでした。自分としては三振よりも打たせてとるタイプで、テンポよく投げることを意識していましたね。いずれにしても、いい投手と投げ合えたことで私自身もレベルアップできたと思っています。
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野村収(のむら・おさむ)/1946年8月9日、神奈川県生まれ。平塚農高から駒澤大を経て、68年ドラフト1位で大洋(現・DeNA)に入団。72年にロッテ、74年に日本ハム、78年に再び大洋、83年に阪神と、のべ5球団を渡り歩き、83年5月にプロ野球史上初となる全12球団から勝ち星を挙げた。86年限りで現役を引退。引退後は阪神、大洋などでコーチ、スカウトを歴任。2000年にはシドニー五輪日本代表のコーチを務めた。通算成績は579試合に登板し、121勝132敗8セーブ
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