オリックスのドラ1右腕・椋木蓮が球界の大エース山本由伸にどうしても聞きたいこと (4ページ目)
また、リハビリ中に東北福祉大・村瀬公三助監督の指導のもと取り組んだ亀岡八幡宮でのトレーニング効果もあり、ストレートの最速は154キロまで達した。本人曰く、まだまだ球速は上がりそうな感覚があるという。
「ケガをした時、ずっと面倒を見てくれたのが村瀬さんでした。亀岡八幡宮の(仙台で最も長いという)石段に連れて行ってもらい、そこでトレーニングにつき合ってくれて......ホント恩人です」
4年秋のリーグ戦では9試合(29イニング)に登板して、自責点はわずか1。しかも38個の三振を奪うなど、奪三振率は11.79を記録した。
椋木はプロ入り後の自身の将来像についてこう話す。
「自分の名前を聞いたら、誰もが知っているような知名度のある選手。さらに、日本代表に選ばれるような選手になっていきたいと思っています」
オリックスには前出の山本由伸をはじめ、宮城大弥や山岡泰輔、山﨑颯一郎といったイキのいい若手投手が揃っている。互いに切磋琢磨することで、相乗効果が生まれるはずだ。オリックスにまたひとり頼もしい若手が加わった。
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