2021.11.17

「チームをぶっ壊してくれる人物が必要だった」。岩本勉が新生・日本ハムの新庄監督に期待するこれだけの理由

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva
  • photo by Kyodo News

 3年連続5位に終わった日本ハムは、10年間指揮をとった栗山英樹監督が退任し、新たに新庄剛志氏の監督就任を発表した。就任以来、連日のように話題を振りまくなど早くも"新庄劇場"の幕は開けたが、はたしてチームをどのように変え、強化していくのか。日本ハムOBで新庄監督ともチームメイトとして戦った岩本勉氏に聞いた。

秋季キャンプ視察のため、球場入りする日本ハムの新庄剛志監督秋季キャンプ視察のため、球場入りする日本ハムの新庄剛志監督 この記事に関連する写真を見る ── 新庄剛志氏が日本ハムの新監督に決定したというニュースを聞いて、最初に思ったことはどんなことでしたか。

「日本ハムは大博打を打ったなと(笑)。でも、これは打たなければいけない博打だったと思います。3年連続5位という低迷が続くなか、劇的にチームを変えられるのは新庄のような、いい意味でチームをぶっ壊してくれる人物が必要だと感じていました。だから、個人的には最高のカードをきったなと思っています」

── ここ数年の日本ハムの戦いをどのように見ていましたか。

「よく言えば安泰、厳しい言い方をすれば、とくにレギュラー陣はぬるま湯に浸かっているような状態でした。投手陣はルーキーの伊藤大海が2ケタ勝利を挙げるなど、大活躍してくれましたが、野手陣に大きな変化がなかった。そこは日本ハムにとって大きな課題ですし、新庄監督になんとかしてほしいところです。とにかく新庄監督は先入観なく選手と接すると思いますし、チームをフラットな状態で見るでしょう。それによって、これまで不動のレギュラーだった選手にも危機感が生まれるでしょうし、気も引き締まるはず。ベテラン、若手関係なく、全員がレギュラー争いをするというだけでも大きな一歩。それも"新庄効果"のひとつだと思います」

── 世代交代が期待できると。

「今年のパ・リーグを制したオリックスを見ても、ベテラン、中堅、若手のバランスがすごくよかった。強いチームというのは、ベテラン、中堅だけでもダメだし、若手だけでもシーズンを乗りきることができない。そこは新庄監督もわかっているでしょうし、そこを念頭に置きながらチームづくりをしていくのではないでしょうか」