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ファンからは「謎」という批判も。ラミレス采配の疑問を本人に直撃!  (4ページ目)

  • 寺崎江月●取材・文 text by Terasaki Egetsu
  • 村上庄吾●撮影 photo by Murakami Shogo

──監督として、コーチ陣とのコミュニケーションで意識していたことは?

「監督を経験して気づいたのは、指揮官には大きく分けて2つのタイプがあるということ。ひとつは"スーパーバイザー"のように、コーチ陣に判断を任せて采配をするタイプ。もうひとつは、私のように攻守すべての判断を自分で下すタイプです。

 前者のタイプは判断をコーチに任せるため、その根拠などを理解するために密なコミュニケーションが必要になります。しかし後者のタイプは、コーチの意図を汲んだ上で自ら判断するので、話をする時間は長くなくても大丈夫なんです。シンプルなやりとりでもコミュニケーションが成立するので、私はそのような形をとっていました」

──最後に、再びNPB球団から監督のオファーがあったら引き受けますか?

「正直なところ、現時点でオファーがあったとしても、自分がやりたいことに集中することを選ぶと思います。それは、(昨年11月に開設した)YouTubeチャンネル。野球だけではないさまざまな挑戦をして、それを見た方々に喜んでもらいたいという思いが強いです。それが満足いくまでに達成できて、その時に監督のオファーをもらえたとしたら、またユニフォームを着ることを前向きに考えるでしょう」

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