巨人がもしもFAで山田哲人を獲ったら・・・理想オーダーを組んでみた (3ページ目)

  • 文/おくまん text by Okuman
  • photo by Sankei Visual

 しかし、ここで問題がひとつ。育ってきてるんですよー!! 今のジャイアンツはどんどん若手が育ってきてる! 長年の課題と言われてきたセカンド問題にもメドがつきそうな感じなんですね。

 吉川尚輝選手は、今季105試合に出場(11月2日現在)し、打っては1番打者として定着。開幕戦では土壇場で技ありの逆転HRを放ち、チームに勢いをつけました。あの一発がなければ、菅野投手の連勝記録もなかったわけですからね! 守ってもその守備範囲の広さで何度もチームのピンチを救ったし。さすが菊池選手と一緒の中京学院大出身です。

 他にも、若林晃弘選手、田中俊太選手、増田選手、2軍で主軸を打つ北村拓己選手など、3~5年目の生え抜きの若手が本当にどんどん育ってきてる。この勢いはまさに"ジャイアンツ第七世代"の誕生と言ってもいいかもしれません! これほど嬉しいことはないですねえ。

 だから実を言うと、山田哲人選手を補強したいけど...って状態なんですけど、実際問題「山田哲人を獲るのか獲らないのか。どっちだ!?」と二択を迫られたら、そりゃ獲りたいに決まってる!

 というわけで、仮に山田哲人選手を獲得したと仮定して、2021年開幕オーダーを考えてみました。考えるのは自由ですからね(笑)。

1(二)吉川尚輝
2(一)山田哲人
3(遊)坂本勇人
4(三)岡本和真
5(中)丸佳浩
6(左)若林晃弘
7(右)松原聖弥
8(捕)小林誠司
9(投)菅野智之

 おお、これは......我ながら、生え抜き(ドラ1が5人)・FA組・育成出身&ドラフト下位指名の選手とバランスが取れたいいスタメンです!

 見てのとおり、一応、9番ピッチャーはエース・菅野投手にしたんですけど、最近になってメジャー挑戦のニュースがチラホラ出始めましたよね。嬉しいような寂しいような......。絶対的エースが居なくなると当然、戦力の大幅ダウンは否めませんけど、彼にはぜひとも海を渡ってほしいと思っています。

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