2020.11.03

「美しすぎるプロ野球選手」の今。加藤優は
コーチに転身、女子野球界でしたいこと

  • 石塚隆●文 text by Ishizuka Takashi
  • photo by Kai Keijiro

"美しすぎるプロ野球選手"として注目を集めていた加藤優が、昨年11月に『埼玉アストライア』を退団。今年1月には今シーズンはどのチームにも所属しないことを発表し、4月からは横浜DeNAベイスターズのベースボールスクールでコーチを務めることになった。はたして、チームを退団し、スクールのコーチに就任した理由は何だったのか? すべてを語ってもらった。

今年4月にDeNAのベースボールスクールのコーチに就任した加藤優── 女子野球界で名を馳せた加藤優さんですが、4月より横浜DeNAベイスターズのベースボールスクールでコーチを務めています。就任に至った経緯を教えてもらえますか。

「今年2月にベイスターズ主催で女子選手向けの野球教室が開催されたのですが、そこで講師をやったことがひとつのきっかけになり、スクールのコーチのお誘いを受けました」

── 本格的な指導は初めてということですが、子どもたちに対し、どのように野球の魅力を伝えていきたいと考えていますか。

「おもに小学校1〜2年生を担当しているのですが、野球を楽しいなって思ってくれるような成功体験を増やしてあげたいと考えています。数カ月やってきて、限られた時間のなかでどう伝えていけばいいのかという難しさを感じていますし、そこは試行錯誤しながらやっていますね」

── 加藤さんが野球を始めたきっかけは何だったんですか?

「5歳から始めたのですが、少年野球チームの指導をしていた父の影響が大きかったですね。兄も野球をやっていたので、ごく自然なカタチで野球を始めたんです。コーチたちがすごく楽しく野球を教えてくれた記憶が残っています」

── 当時、ほかに女子選手は?

「少なかったですね。私は神奈川県秦野市出身なのですが、市内には私を含めて3〜4人しかいなかったと思います。ただ今はスクールもそうですけど、どこのチームにも必ずひとりは女の子がいますし、普及という面で見るとすごくうれしいですよね」