「ライオンズ七不思議」、貧打の
炭谷銀仁朗が3割バッターに変身の怪 (4ページ目)
加えて、投手のよさを引き出す「捕手力」は健在だ。西武投手陣が厚い信頼を寄せる30歳の女房役は、新たな武器を携(たずさ)え、永遠の目標に一歩でも近づこうとしている。
「捕手としてフルイニング出場する気持ち? 当然です。そこを失うようなことがあれば、もう野球やめますわ」
今季開幕前、そう話していた気持ちは今も同じだ。好調のチームで派手な活躍を続ける森にスポットライトが当たるなか、「守れる軽打の捕手」も同時にチームを引っ張っている。
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