2018.04.25

大爆発、中日のアルモンテ&モヤについて、
あの打撃投手に聞いてみた

  • 寺崎江月●文  text by Terasaki Egetsu
  • photo by Kyodo News

 予想外なのか!? それとも期待通りといっていいのか!? 

 中日ドラゴンズの新外国人、ソイロ・アルモンテ選手の大活躍が止まらない。まだ開幕して1カ月とはいえ、セ・リーグの打率、本塁打、打点で2位につけている。なかでも打率は規定打席に達した伏兵・小林誠司(巨人)に抜かれるまで、断トツでトップを維持していた(※成績は4月24日現在)。

 バスケットボールNBAのスーパースター、ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)を思わせる立派なヒゲをたくわえ、ルックス的にもインパクト十分。早くもプロ野球ファンのハートをつかみ、人気も急上昇中だ。そこで、”モノ言う打撃投手”として知られ、日々の練習からアルモンテに接している中日ドラゴンズの久本祐一打撃投手に、アルモンテの素顔と魅力について聞いてみることにした。

五月人形の鍾馗(しょうき)様のようなアルモンテ──久本さんから見て、キャンプでの印象はいかがでしたか?

久本 当初は、一緒に入団したスティーブン・モヤと同じスイッチヒッターで、2人とも力量はさほど変わらないというのが第一印象でした。しかしながら、紅白戦やオープン戦と進むにつれて、たとえばクイックモーションへの打撃の対応力などはアルモンテのほうがあると見ていました。

──日々の練習について、目立つ部分はありましたか?

久本 アルモンテがティー打撃で使用するバットにはビックリしましたね。見た目は高校球児が使用する金属バットのような感じなんですが、グリップ部分は鉄アレイの握る箇所と同じようなゴツい感触なんです。ずっしりと重厚感があるのが特徴です。おそらくは、ヘッドを走らせる感覚やイメージを養う目的で使っているのだろうと思われます。