2016.05.01

ジャパニーズドリームを求めて。四国ILで戦う南半球の外国人選手たち

  • 阿佐智●文・写真 text&photo by Asa Satoshi

 ドリュー・ネイラー(中日)、ミッチ・デニング(元ヤクルト)、アレックス・マエストリ(元オリックス)――日本のプロ野球(NPB)に身を投じた「3人の助っ人の共通項は?」と問われて、すぐに答えられるファンは少ないだろう。

NPB入りを目指し独立リーグで奮闘しているチェンバース(写真左)とオゴーマン

 彼らは、母国を背負ってWBCの舞台でプレーした経験を持つ3人なのだ。イタリア生まれのマエストリは、第1回WBCでのピッチングが認められアメリカに渡り、のちに日本で活躍。現在は韓国でプレーしている。あとのふたりも、過去WBCにおいてオーストラリア(豪州)代表の一員としてプレーした。

 そしてまた、彼らはWBCを踏み台に豪州プロリーグ(ABL)、日本の独立リーグとキャリアを積み重ね、NPBまで上り詰めたことも共通する。まさに「ジャパニーズドリーム」を叶えた選手たちだ。

 3人のうち、ネイラーとマエストリはともに四国アイランドリーグplusの強豪、香川オリーブガイナーズからステップアップし、NPB球団との契約を果たしている。

 その彼らに続けとばかり、今シーズン香川にはスティーブン・チェンバース投手とコナー・オゴーマン捕手のふたりのオージーが入団した。

 四国コカコーラボトリングスタジアム丸亀の一塁側ベンチで試合前練習を眺めていたら、「しばらく!」の声とともに、ハンサムガイが歩み寄ってきた。チェンバースは今年4度目のシーズンを日本で迎えている。