【12球団分析・ソフトバンク編】圧倒的戦力が抱える「万が一」の不安 (3ページ目)
さらにこう続けた。
「あと考えられるのは、選手たちが自信をなくすこと。おそらく選手たちは『負けるはずがない』と思っているはず。そんな状況のなか、万が一、開幕ダッシュに失敗して大きく負けが先行したら……『オレたちは、本当は強くなかったのか』と思い始めるかもしれません。そうなったときにどんな戦いをするのか楽しみですね。とはいえ、どちらも可能性の高い話ではありません。結局のところ、それぐらいしか不安要素が見当たらないということです」
孫正義オーナー、王貞治球団会長の体制のもと、チームは「10連覇」を具体的な目標に掲げている。ソフトバンクにとっては、日本一3連覇もただの通過点に過ぎないのかもしれない。
3 / 3