平均43.6歳、若きセ・リーグ監督たちは名将になれるのか? (3ページ目)
そして最後に山﨑氏は、「本当に来シーズンが楽しみですよね」と言った。
「真中は選手としての実績は普通だけど、指導者として頑張って結果を出した。そこに(高橋)由伸や金本、人気者のラミちゃんが監督として加わった。バラエティーに富んでいるよね(笑)。どの監督がどんな采配を見せてくれるのか楽しみだけど、昔のように大雑把ではなく今の野球は緻密になっている。その中で若い指導者がどれだけやれるのか。ひょっとしたら突拍子のない作戦をするかもしれないけど、それもひとつの個性として受け止めたいですね。なにより、これだけ年齢が近いとライバル心も出てくるだろうし、そういうのが野球に反映されると、さらに盛り上がりますよ」
はたしてこの中から、“名将”と呼ばれる監督は現れるのだろうか? いずれにしてもセ・リーグが新たな時代に突入したのは間違いない。
球春よ、早く来い――そんなことを強く待ち望む師走なのである。
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