新守護神候補・澤村拓一が語る「理想のクローザー」 (3ページ目)
「リリーフ、特にクローザーというのは、ただ抑えるだけでなく、相手に『出てきてしまったか……』と思わせる圧倒的な存在感、迫力が求められると思います」
かつて横浜(現・横浜DeNA)で活躍した佐々木主浩や、中日の岩瀬仁紀のような絶対的守護神は、超越した変化球や投球術を武器に、マウンドに上がるだけで相手チームの戦意を喪失させる存在感があった。当然、澤村もその部分を求めいく。
3月10、11日に行なわれる侍ジャパンの欧州代表戦のメンバーに選ばれた澤村。クローザーとして代表デビューする可能性もある。原監督も「投手としての能力は素晴らしいものを持っている。私の中ではクローザーになってくれれば……という思いがある」と期待を込める。
澤村も「勝つ試合の最後のマウンドに僕がいられるように頑張りたい」と語るなど、新天地での飛躍に強い意欲を燃やしている。球界を代表するクローザーへ、いま澤村はその道を切り開こうととしている。
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