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谷繁監督が挙げる「2015年、ドラゴンズのキーマン」 (5ページ目)

  • キビタキビオ●構成 text by Kibita Kibio
  • 五十嵐和博●写真 photo by Igarashi Kazuhiro

―― 最後に、来シーズンに向けての抱負をお願いします。

谷繁 今年は2年連続Bクラスという大変悔しい思いをしました。そのようなチームが「次の年に優勝できるのか?」と言われれば、相当な覚悟を持って取り組まなければなりません。でも、そこを目指さないといけません。やるからには一番を目指してやります。

野村 選手がどう感じるかですよね。そこを監督としてしっかり伝えていかないといけないだろうし、シゲ自身も頑張らないといけないだろうね。

谷繁 ドラゴンズというチームを強くしたいという思いだけです。

野村 しぶとい試合ができるかどうかだと思います。そういう展開の試合を多くしていかないといけないでしょうね。

谷繁 やはり先発投手がカギを握ります。たとえば、横浜スタジアムだったら3点取られてもまだ取り返す野球ができますけど、ナゴヤドームはそうはいかない。投手を中心に守り勝つ野球をしないと。

野村 来年はぜひ優勝して欲しいですね。そして、またこういう場を作ってもらって、良い話ができるようにしよう。

谷繁 なんとしても勝ちたいと思います。ただ、思うだけでは勝てないので、どうやったら勝てるかを考えながら取り組んで、来年のオフにいい報告をしたいと思います。

おわり

■撮影協力/ぐらすうっど(横浜市青葉区)

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