【MLB】鈴木誠也が打点王に輝く可能性は十分 メジャー4年目にしてバッティングにどんな変化があったのか (4ページ目)
【オールスターで大谷との共演も】
それでも鈴木は、メジャーリーグのオールスターゲームで初めてプレーすることになるだろう。唯一のネックとなるのは、ロースターにはどのチームの選手も少なくともひとり、という規定だろうか。
昨年のナ・リーグの場合、フィリーズは7人、ドジャースは6人、パドレスは5人が選ばれている(ファン投票選出を含む。代替選出は含まず)。カブスから5人であれば、鈴木が外れることは考えにくい。
大谷が先制点を記録し、大谷と交代した鈴木が勝利を決める打点を挙げる。あるいは、大谷以外の選手と交代した鈴木が、塁上にいる大谷を生還させる。今年のオールスターゲームでは、こういったことが起きるかもしれない。
著者プロフィール
宇根夏樹 (うね・なつき)
ベースボール・ライター。1968年生まれ。三重県出身。MLB専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランス。著書『MLB人類学──名言・迷言・妄言集』(彩流社)。
【新着photo】西武ライオンズ「bluelegends」2025新メンバー(9人)をベルーナドームで撮り下ろし!
4 / 4