MLBポストシーズン開幕。ダルビッシュ有、菊池雄星、プホルス...ワイルドカード進出の8チームを紹介! (6ページ目)

  • 岡本“MOBY”拓也●文 text by Okamoto “MOBY” Takuya
  • photo by AP/AFLO

今シーズン自己最多タイの16勝を挙げたダルビッシュ有今シーズン自己最多タイの16勝を挙げたダルビッシュ有この記事に関連する写真を見る

健闘光るNPB経験組

◎サンディエゴ・パドレス(第5シード)/89勝73敗

【先発予想】
Game1:ダルビッシュ有
Game2:ブレイク・スネル
Game3:ジョー・マスグローブ

 フェルナンド・タティースJr.は開幕前にバイク事故で長期離脱、さらに復帰直前の薬物陽性反応で出場停止。またトレードデッドラインでホアン・ソト、ジョシュ・ベル、ジョシュ・ヘイダーを一気に獲得し、後半戦の主役に躍り出るかに見えたものの、全員が揃って絶不調......。

 それでも先発投手陣では9月の月間最優秀投手に選出されたダルビッシュ有とジョー・マスグローブが安定した投球を見せ、ブルペン陣はニック・マルティネスやロベルト・スアレスのNPB経験組を中心に全員が奮闘。9月に入って移籍組も持ち直し、なんとか第5シードを手にした。

 メッツの超強力先発陣を崩すには、開幕から攻守ともに気を吐いていたマニー・マチャドの前に、フアン・ソトをはじめ、前を打つ打者がどんな形であれ出塁することがカギとなる。

 ワイルドカードではロングリリーフ役を任される予定だったマイク・クレビンジャーがレギュラーシーズン最終戦の先発登板を回避し故障者リスト入り(コロナ陽性の可能性もあり)、それによるブルペン陣への負担が気になるところ。

6 / 8

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る