マック鈴木が結城海斗に伝授。
マイナーからメジャーに這い上がる術 (4ページ目)
僕の場合、いいところに投げようとして、逆にそれが自分のピッチングを苦しめてしまった。1アウトを取り、しんどい思いをして2アウト。さらにしんどい思いをして、ようやく3アウト。こういうイニングの繰り返しでした。これでは評価が上がらないですよね。
2000年にロイヤルズで先発ローテーションに入ったときは、球速は88マイル(約142キロ)~94マイル(約151キロ)と驚くようなスピードではありませんでしたが、今日は7イニングを投げ、次は8イニングいけた......その積み重ねが信頼となって、5日後にまたボールを渡してもらえたわけです。
ボールは速いにこしたことはないですけど、アメリカでは球数を少なくして、イニングを稼げる方が評価されます。そのことの意味に早く気づけるといいですね。
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