通算3000本安打と並ぶ偉大な記録。
イチローあと「25」で歴代7位

  • 福島良一●解説 analysis by Fukushima Yoshikazu  photo by Getty Images

 ワールドシリーズに進めるだけの戦力となった今シーズン、カブスは「ヤギの呪い」を払拭することできるのでしょうか。108年ぶりの世界一を成し遂げられるか、注目です。

【2】 イチロー、通算3000本安打と並ぶ偉大な記録まであと「25」

 今シーズンはマイアミ・マーリンズのイチロー選手がヒットを打つたびに、「メジャー通算3000本安打」の話題が日本で何度も報道されることでしょう。2015年シーズン終了時で、イチロー選手の日米通算安打数は4213本(NPB=1278本、MLB=2935本)。メジャー通算最多安打記録を持つピート・ローズ(4256安打)まで43本に迫っており、メジャー30人目の通算3000本安打も、あと65本で達成します。

 そしてもうひとつ、個人的に注目しているのは、イチロー選手のシングルヒットの本数です。現在、メジャー歴代9位の2390単打をマークしており、今シーズンはさらに上位にいる偉大な選手たちの記録を抜こうとしています。歴代8位は、1970年代に「安打製造器」の異名で首位打者に7度も輝いたロッド・カルーの2404単打。歴代7位は、20世紀のメジャー創世記に「史上最高のプレーヤー」と称されたホーナス・ワグナーの2414単打。今シーズン、シングルヒットを25本打てば、彼らの大記録を抜くことになるのです。

 27歳でアメリカに渡り、現在42歳――。20代後半でデビューして、メジャーだけで歴代7位の記録を打ち立てるのは、ものすごいことだと思います。

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