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米記者が佐々木麟太郎のMLBドラフト指名順位を予想「彼はかなりいい一塁手になれる可能性がある」 (3ページ目)

  • 杉浦大介●取材・文 text by Daisuke Sugiura

 一方、MLBドラフトで指名されたとしても、5~7巡目での指名だと契約金は20万~40万ドル程度(約3200万円~6500万円)になるだろう。もちろん金額は多少上下するし、どうしても契約したいチームならもっと積むかもしれない。それでも、ソフトバンクで得られるチャンスはあまりにも大きいと思うし、最終的には日本に戻ってプロキャリアをスタートさせる可能性も十分にある。

 私の考えでは、MLBのチームは「ほぼ確実に入団する」という確証がなければドラフト指名はしないだろうから、事前にしっかりと面談を行なっていると思う。それは、プロ入りか大学進学かを迷っているアメリカの多くの高校生たちと同じ。球団は麟太郎と話しながら、「本当にアメリカで挑戦したいと思っているのか」「2Aなどマイナーリーグでプレーしながら我慢強くやっていく覚悟があるのか」を見極めようとしているはずだ。

 さっきも話したように、麟太郎の話を聞いているとアメリカで挑戦することに真剣な印象を受けるが、難しい決断になると思う。本人が本気だったとしても、最終的にはビジネスの問題にもなるしね。

 現時点ではっきりしているのは、多くの人が彼に大きな期待を寄せているということだ。アメリカには、こっちでプレーを続けてほしいと思っている人がたくさんいるけど、日本にもNPBでプレーしてほしいと願っている人が大勢いる。本当にユニークな状況で、その選択も興味深いから、MLBドラフトでは注目を集めるはずだよ。

著者プロフィール

  • 杉浦大介

    杉浦大介 (すぎうら・だいすけ)

    すぎうら・だいすけ 東京都生まれ。高校球児からアマチュアボクサーを経て大学卒業と同時に渡米。ニューヨークでフリーライターになる。現在はNBA、MLB、NFL、ボクシングなどを中心に精力的に取材活動を行なう

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