米記者が佐々木麟太郎のMLBドラフト指名順位を予想「彼はかなりいい一塁手になれる可能性がある」 (2ページ目)
スタンフォード大1年の頃は、ハイレベルな米大学野球のアトランティック・コースト・カンファレンスで対戦した投手に苦しめられ、空振りしたり、苦しまぎれにボール球に手を出したりする場面があった。それが今季は、四球も増えたし、打つべき球をしっかり選んでいた。打撃の技術が上がった印象だ。それに加えて、この1年で英語力が大きく向上したことも本当に見事だった。
守備に関していろいろ言われているのは知っているけど、彼はかなりいい一塁手になれる可能性があると見ている。ドラフト・コンバインでは三塁も守っていたけど、そのポジションでプロとして通用するには基準はかなり高くなる。麟太郎は大学でも三塁では出場していなかったし、プロレベルでそのポジションを守るのは難しいと思う。だから彼は、最高の一塁手になることに集中すべきだろうね。
【指名があるとしたら何位?】
MLBドラフトでの指名順位を予想すると、最も早くて4巡目、現実的には5~7巡目あたりじゃないかな。繰り返しになるけど、彼はドラフト・コンバインに参加した選手たちと同じくらいか、それ以上に強く遠くへ打球を飛ばしていた。それは本当に大きな価値があることだし、印象的だった。
パワーを高く評価して、「将来、メジャーリーグでも打てる打者になる」と考える球団もあるだろう。ただ、守備面では一塁限定の選手で、これから証明すべきことも多い。スタンフォード大での2年目の打撃成績も「驚異的」というほどではなく、「かなりよかった」というレベルだった。そうした要素もふまえて、5~7巡目あたりでの指名に落ち着くと見ている。
麟太郎は昨年のNPBドラフトでソフトバンクから1位指名を受けており、日本でプレーする選択肢もあることは理解している。ドラフト・コンバインに参加したのだから、彼はアメリカでプロになり、マイナーリーグからキャリアをスタートさせることを検討しているようにも思える。ただ、私が知る限りでは、ソフトバンクが提示するだろう条件や待遇は非常に魅力的だ。ソフトバンクは最高の評価をしたわけだから、入団となれば相応の条件になるに違いない。
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