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【高校野球】山本昌が唸った隠れ逸材と2年生の怪物投手たち 「すでに完成形に近いレベル」「久しぶりに出てきた大物」 (2ページ目)

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva

昨年夏の甲子園も経験している高川学園のエース・木下瑛二 photo by Ryuki Matsuhashi昨年夏の甲子園も経験している高川学園のエース・木下瑛二 photo by Ryuki Matsuhashiこの記事に関連する写真を見る木下瑛二(高川学園3年/177センチ・80キロ/右投右打)

 初戦敗退に終わったとはいえ、強い印象を残した投手のひとりです。投げっぷりのよさに加え、体重移動、肩の回り、腕の振りといった一連の動きが非常にスムーズで、フォームはすでに完成形に近いレベルにあると感じられます。

 マウンドからホームベースまでの距離を有効に使い、体の反動を生かして縦に腕を振れる点も大きな強みです。球威も十分で、素材としての高さと将来性は際立っています。

 ひとつ課題を挙げるなら、リリース直前に左肩がやや上を向く"あおり"の動きが見られ、これによって上下動が生じ、ボールが高めに浮いたり、叩きつけたりといったばらつきにつながる場面がありました。体重移動の流れのなかで、左肩がスムーズにホーム方向へ入っていく形が安定すれば、制球面はさらに向上すると思います。

 もっとも、この力感あるフォームは魅力でもあり、現段階では大きな武器でもあります。その力強さを保ちながら、動きの安定感を高めていければ、投手としての完成度は一段と引き上がるはずです。今大会でもトップクラスと感じさせるポテンシャルを持った、今後が非常に楽しみな存在です。

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