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【高校野球】識者5人が予想するセンバツ優勝校は? 横浜、沖縄尚学、山梨学院、大阪桐蔭... (3ページ目)

元永知宏氏(ライター)

優勝予想:山梨学院

 今大会のテーマは、経験値と伸びしろだ。下級生の時から甲子園を沸かせたエースや強打者の成長が優勝争いを左右することになるだろう。

 昨夏の甲子園を制した沖縄尚学(沖縄)の末吉良丞、新垣有絃、山梨学院(山梨)の二刀流・菰田陽生、昨春王者・横浜(神奈川)のエースナンバーを背負う織田翔希、1年生の夏から甲子園に連続出場している花巻東(岩手)の強打者・古城大翔など逸材が揃う。

 2024年春の選抜から2025年夏の甲子園までの4大会で準決勝に進出した16校のうち、関東、東京勢が8校。この勢力図が変動することは考えにくい。この選抜でも、彼らが勝ち上がると予想する。

 そのなかで優勝候補の筆頭に上がるのが、秋季関東大会を制した山梨学院だ。最速152キロのストレートを投げ、長打力もある菰田陽生、技巧派サウスポーの檜垣瑠輝斗は2年生だった昨夏、甲子園で十分な実績を残した(準決勝で沖縄尚学に敗退)。ドラフトの目玉でもある菰田は、明治神宮大会でサードを守るなどさらなる伸びしろを感じさせる。

 野手陣は力強い打撃と小技を兼ね備えているし、2023年春にチームを日本一に導いた吉田洸二監督は継投のうまさと競り合いの強さに定評がある。この3年間で、甲子園で15戦して12勝3敗という驚異的な成績を残している。

 対抗は、昨年春の選抜で優勝した横浜(神奈川)。150キロを超えるストレートを投げ込む織田翔希がいるが、1回戦で対戦するのは神村学園(鹿児島)。難敵を撃破しても、花巻東と智辯学園(奈良)の勝者との対戦が待っている。しかし、この厳しいブロックを勝ち上がれば確かな自信になるはずだ。

 もう1校気になるのが、昨夏の優勝校、沖縄尚学だ。2年生で主戦を任されたふたりの投手、サウスポー・末吉と右の新垣の投球次第では昨夏同様の快進撃が期待できる。過去に夏春連覇を果たしたのは4校だけ。1983年の池田(徳島)以来40年以上も出ていない。

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