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【高校野球】識者5人が予想するセンバツ優勝校は? 横浜、沖縄尚学、山梨学院、大阪桐蔭... (2ページ目)

戸田道男氏(編集兼ライター)

優勝予想:大阪桐蔭

 昨年、春夏とも甲子園出場を逃す不振の年を味わった大阪桐蔭が、2年ぶりカムバックの大舞台で春夏通算10度目の優勝を果たすと予想する。

 組み合わせ抽選の結果を見ると、強豪同士が初戦で激突する好カードが続出。とくに、センバツ連覇を狙う横浜が神村学園と当たり、その勝者が花巻東と智辯学園の勝者と2回戦で、さらに東洋大姫路、花咲徳栄らが準々決勝で待ち構えるという「死のブロック」などは、どこが勝ち上がってくるか予想するのは至難の業。

 ほかにも、昨秋明治神宮大会決勝カードの再現となる九州国際大付と神戸国際大付が初戦で実現。この勝者と準々決勝でぶつかるゾーンにはドラフト候補・菰田陽生を擁する山梨学院がいて、ここもまったく展開が読めない。

 こういう厳しいゾーンから逃れて、序盤から比較的腰を落ち着けて戦えそうなのが出場32校中しんがり登場の32番クジを引いた大阪桐蔭。

 昨秋は近畿大会準決勝で神戸国際大付に敗れたが、153キロ右腕・吉岡貫介、192センチの左腕・川本晴大らの投手陣に加え、近畿大会でサイクル安打の4番・谷渕瑛仁、強打の3番・内海竣太らが軸の攻撃陣も強力。

 主砲・谷渕は今大会から採用されるDHでの起用が見込まれ、いち早く新制度に対応して打線のパワーアップも図られた。加えて、西谷浩一監督率いる大阪桐蔭は、前回優勝の2022年春も32番クジのしんがり登場、もっと言えば、根尾昂、藤原恭大らが2年時に優勝した2017年春もやはり32番クジと、ここ10年で2度も優勝を飾ったゲンのいいクジをまたも引き当てた「強運」を買いたい。

 高校野球は7イニング制導入に待ったなしの機運が高まり、9イニング制で戦う甲子園大会は果たしてあと何度開催されるのか。7イニング制導入に強く反対の立場を表明している西谷監督の「甲子園最多勝監督」としての手腕がさえわたる大会となるだろうか。

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