検索

高校時代に「坂本勇人二世」と呼ばれた増田陸が変わった日 社会人の内定を蹴ってプロを目指したあの夏の本気 (3ページ目)

  • 田尻賢誉●文 text by Tajiri Masataka

「この夏は我が出たのは1球だけでした。それで連続出塁が途切れたんですけど、『これはアカン』と切り替えられました」

 敗れた土浦日大戦では、コールド負け寸前の8回に意地の3ラン。簡単に2ストライクに追い込まれたが、慌てなかった。

「データが頭に入っていた。次は絶対スライダーやと思って、思いきり絞って打ちました」

 我慢を覚え、冷静に考えられるようになったのが大きな成長。覚悟を決め、退路を断ち、意識も行動も変わったからこその結果だった。

 この活躍が認められ、巨人から2位指名を受けた。プロ入り後は3年で育成契約に切り替えられるなど決して順風満帆ではなかったが、岡本和真のケガによってチャンスを得た今年、持ち味の思い切りのよいバッティングでアピールしている。

 謙虚さは忘れず、でも、思いきり調子に乗って、シーズン終了まで突っ走ってもらいたい。

プロ野球見るなら『DMM×DAZNホーダイ』がおすすめ。
月額3,480円で視聴可能!

>>> DMM×DAZNホーダイ に今すぐ登録 <<<

パ・リーグ主催試合が見放題!過去6,000試合以上も!
月額1,595円(税込)〜!ファンクラブ割ならさらにお得!
PC、スマホ、TVで楽しもう!

>>> 「パーソル パ・リーグTV」の詳細はこちら! <<<

著者プロフィール

フォトギャラリーを見る

3 / 3

キーワード

このページのトップに戻る