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【高校野球】山本昌が春の甲子園で光った6人の3年生投手を解説「奥川恭伸を彷彿」「怪物クラスの大物になるポテンシャル」 (2ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

横浜高の背番号1・奥村頼人 photo by Ohtomo Yoshiyuki横浜高の背番号1・奥村頼人 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る奥村頼人(横浜3年/179センチ・83キロ/左投左打)

後輩の織田翔希くん(2年)が話題になるなか、名門・横浜のエース番号を背負って存在感を出していました。150キロを超えるような驚くボールはありませんが、まとまったフォームで両コーナーに曲がる変化球を持っているのは大きいです。とくにチェンジアップの精度が高く、どのカウントでも投げられるのがポイントです。ストレートもいい角度がついて、キレを感じます。欲を言えば、体重移動時にもう少し捕手方向への距離を詰められるといいですね。左腕を前で叩けるようになり、ストレートも変化球も低めに集まるはずです。体に力がついてくれば、自然と移動距離も広がるでしょう。

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