【選抜高校野球】スカウトが注目の好投手たちをリアル評価 「大会ナンバーワン投手は?」 (4ページ目)
何球かに1球はすばらしい球がいくが、継続できない。フォームが自分自身のものになっていない証拠だ。
また、奥村、池崎が「打者を見て投げる」と評価された一方で、「投げたあとにスピードガンを見ている投手もいた。あれだと、個人競技をやっているようなもの」という厳しい声も聞かれた。夏までに心身とも成長する姿を、スカウトたちは期待している。
著者プロフィール
田尻賢誉 (たじり・まさたか)
1975年、神戸市生まれ。学習院大卒業後、ラジオ局勤務を経てスポーツジャーナリストに。高校野球の徹底した現場取材に定評がある。『明徳義塾・馬淵史郎のセオリー』『弱者でも勝てる高校野球問題集173』(ベースボール・マガジン社刊)ほか著書多数。講演活動を行なっているほか、音声プラットフォームVoicy(田尻賢誉「タジケンの高校野球弱者が勝つJK」/ Voicy - 音声プラットフォーム)でも毎日配信している。
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