【選抜高校野球】絶対見逃せない好投手10人 松坂大輔をしのぐ身体能力の持ち主、最速158キロ右腕など、プロ注目の逸材が勢揃い (7ページ目)
昨年夏の群馬大会で10者連続奪三振をマークした健大高崎の下重賢慎 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る下重賢慎(健大高崎3年/182センチ・82キロ/左投左打)
巨大戦力に潜む隠れた実力派。昨夏の群馬大会では大会記録を塗り替える10者連続奪三振をマーク。夏の甲子園でも好投し、佐藤龍月の不在の影響を感じさせなかった。右足をインステップし、斜めの角度から左腕を振る変則タイプのムード。それでも最速145キロを計測するストレートに、ツーシームという絶対的な決め球があるのも強み。昨秋の公式戦ではチーム最多の30回1/3を投げ、防御率は驚異の0.30。先発投手としての安定感は石垣をもしのぐ。健大高崎のセンバツ2連覇のキーマンと言っていいだろう。
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