【選抜高校野球】絶対見逃せない好投手10人 松坂大輔をしのぐ身体能力の持ち主、最速158キロ右腕など、プロ注目の逸材が勢揃い (5ページ目)
経験豊富な実戦派左腕、横浜の奥村頼人 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る奥村頼人(横浜3年/179センチ・82キロ/左投左打)
勝負どころで力を発揮する左腕。昨秋は織田翔希の陰に隠れる形にはなったが、下級生時から名門のエース格を張った実力を持つ。横浜では成瀬善久(元・ロッテほか)、伊藤将司(阪神)の系譜を受け継ぐ、実戦派左腕だ。最速146キロのストレートは打者の手元で伸び、変化球でも安心して勝負できる。昨秋の明治神宮大会準決勝・東洋大姫路戦ではタイブレークで2回無失点。緊迫した場面でも腕を振れる勝負強さも持ち味だ。滋賀・野洲ボーイズからさらなるレベルアップを求めて横浜の門を叩いた。シャープなスイングで外野の間を抜く打撃もハイレベルだ。
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