【選抜高校野球】絶対見逃せない好投手10人 松坂大輔をしのぐ身体能力の持ち主、最速158キロ右腕など、プロ注目の逸材が勢揃い (4ページ目)
昨年秋の公式戦で13イニングで失点0の好投を見せた智辯和歌山の宮口龍斗 photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る宮口龍斗(智辯和歌山3年/183センチ・87キロ/右投右打)
大ブレークの可能性を秘めた大器。たくましい体躯、鋭い腕の振りから放たれるストレートは、猛烈な加速感がある。チーム内に安定感のある実戦派右腕の渡邉颯人がいるため、昨秋は背番号11。それでも、和歌山大会では自己最速の152キロを計測するなど、公式戦で計13イニングを投げ、被安打2、奪三振15、失点0と圧倒的な内容だった。伊丹ボーイズに在籍した中学時代には侍ジャパンU-15代表に選出されている。まだ粗さは残るものの、スケール感たっぷり。今春の活躍次第では、世代トップランナーの仲間入りを果たすだろう。
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