【選抜高校野球】絶対見逃せない好投手10人 松坂大輔をしのぐ身体能力の持ち主、最速158キロ右腕など、プロ注目の逸材が勢揃い (6ページ目)
最速144キロの速球とチェンジアップで三振の山を築く東海大札幌の矢吹太寛 photo by Kikuchi Takahiroこの記事に関連する写真を見る矢吹太寛(東海大札幌3年/179センチ・69キロ/左投左打)
順調な歩みを見せる北の左腕。昨秋は背番号7ながら中心投手として、全道大会優勝を経験。最速144キロの快速球とタイミングを外せるチェンジアップを武器に、公式戦31イニングで33奪三振を記録した。いかにも細身ながら、ひと冬越えてどれくらいたくましさを増しているか。一塁走者を見ながら投球モーションに入れて、緩急を使って打者にフルスイングさせないうまさも光る。ストレートがもう一段ボリュームアップできれば、大化けの可能性も十分にある。OBの門別啓人(阪神)を超える存在になれるか。
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