【選抜高校野球】絶対見逃せない好投手10人 松坂大輔をしのぐ身体能力の持ち主、最速158キロ右腕など、プロ注目の逸材が勢揃い (3ページ目)
抜群の制球力を武器に近畿大会を制した東洋大姫路・阪下漣 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る阪下漣(東洋大姫路3年/181センチ・88キロ/右投右打)
総合力なら今大会で右に出る者がいない右腕。昨秋は絶対的エースとして近畿大会優勝、明治神宮野球大会準優勝の立役者になった。ストレートは最速147キロを計測するも、球速にさほど関心を示さない。制球重視でコースを突き、ストレートの軌道から横滑りするカットボールで凡打の山を築く。高校生の試合にひとりだけ大人が混じっているような、精神年齢の高い投手だ。試合後の報道陣との明瞭な受け答えからも、聡明さが伝わってくる。グラブハンドを天に向かってしならせるフォームも特徴的で、甲子園でよく映えそうだ。
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