【ドラフト2024】山本昌が上位候補の左腕7人を徹底解説 将来の侍ジャパンのエース候補の逸材も (2ページ目)
富士大の左腕・佐藤柳之介 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る佐藤柳之介(富士大/179cm・86kg/左投左打)
縦に大きく変化するカーブが特徴的で、プロでも先発として長いイニングを投げられそうな投手ですね。体重移動時に右肩が先に上がって、コンパクトなテイクバックから体を縦に使う投球フォーム。球速は常時140キロ台前半でも、カーブなど変化球とのコンビネーションで勝負できそうです。将来的には東克樹くん(DeNA)のような投手になれたら、理想的ですね。気になるのは体重移動の距離が短く、上下動が激しいところ。体のブレが起きやすいため、コントロールの乱れにつながる恐れがあります。コントロールをさらに磨くためにも、ブレを軽減させたいところです。
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