【ドラフト2024】山本昌が上位候補の左腕7人を徹底解説 将来の侍ジャパンのエース候補の逸材も (5ページ目)
東海大静岡キャンパスの最速153キロ左腕・宮原駿介 photo by Kikuchi Takahiroこの記事に関連する写真を見る宮原駿介(東海大静岡キャンパス/175cm・82kg/左投左打)
地方大学でも力のある投手がいるのだなと実感します。どっしりとした下半身で、打者に対して胸をなかなか見せずにしっかりとラインをつくって投げられる。とくに左打者は球の出どころが見づらく、脅威に感じるはずです。プロではリリーフでいい味を出しそうなムードがあり、森浦大輔くん(広島)のような成功イメージが湧いてきます。今後は左打者から空振りを奪えるだけの変化球の質を求めていきたいところ。たとえばスライダーをバットにかすらせないほどの精度に高められれば、プロの首脳陣も起用しやすくなるはずです。
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