ドラフト1位候補、離島の快腕、岩手の怪童...センバツで必見の逸材10人 (9ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki,Taguchi Yukihito,Kikuchi Takahiro

堂々とした体格から快打を連発する広陵の2年生スラッガー・真鍋慧堂々とした体格から快打を連発する広陵の2年生スラッガー・真鍋慧この記事に関連する写真を見る真鍋慧(広陵/2年/内野手/189センチ・89キロ/右投左打)

大型スラッガーの卵。柔らかさと強さが共存したスイングで、打球の初速スピードが違う。中井哲之監督も「ここまで飛ばせるのは丸子達也(JR東日本)以来で、真鍋のほうが広範囲に本塁打を打てて、足も速い」と高く評価する。佐々木(花巻東)や佐倉侠史朗(九州国際大付)とともに、新2年生の大物大砲としてしのぎを削っていくことになるだろう。一塁守備もミットさばきが柔らかく、今後は一塁以外での守備も見てみたい素養の持ち主だ。広陵は大会2日目に敦賀気比と対戦する。

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