ドラフト1位候補、離島の快腕、岩手の怪童...センバツで必見の逸材10人 (8ページ目)
今大会大注目のスラッガー、花巻東の佐々木麟太郎この記事に関連する写真を見る佐々木麟太郎(花巻東/2年/内野手/183センチ・117キロ/右投左打)
高校1年生にして、金属バットを振ることが相手チームにとって危険と思えるほど。スタンドインするためのスイングを肌感覚で知っているスラッガーだ。胸郭出口症候群による手のしびれに悩まされ、昨年12月に両肩を手術。療養を経て2月下旬からバットを振り始めたばかりだが、練習試合では早くも本塁打を量産している。とはいえ、センバツ初戦の相手は大会屈指の速球派である米田(市和歌山)。初戦を突破したとしても、大島や大阪桐蔭など好投手を擁するチームと同ブロックという逆境が立ちはだかる。期待は青天井に広がるが、あくまで調整不足を考慮したうえで見守りたい。
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