夏の甲子園でプロ注目の12人をスカウトが分析。ドラ1候補になれる選手は? (10ページ目)
2試合連続本塁打を放った智辯学園・前川右京この記事に関連する写真を見る前川右京(智弁学園/外野手/177センチ・90キロ/左投左打)
「力強いスイング、打球の速さは高校生離れしている。あれだけ振れるというのはすごいです。ただ気になるのは、引っ張る意識が強すぎるということ。もう少し逆方向にも打てるようになればヒットゾーンも広がりますし、投手にとっても脅威になるはずです。足と肩は強いほうではないので、バッティングでどれだけアピールできるか」(セ・リーグスカウトC氏)
「自分のタイミングを持っていて、長くボールを見られるのがいい。ヘッドの走りがいいし、パワーもあるから飛距離は出るけど、タイプ的にはアベレージタイプ。守備はうまくはないですが、最低限のプレーができるのでプロに入ったとしても問題ないと思います」(パ・リーグスカウトD氏)
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