センバツでスカウトが注目した12投手。大会ナンバーワンと評されたのは? (7ページ目)
世代ナンバーワン左腕の呼び声高い大阪桐蔭の松浦慶斗松浦慶斗(大阪桐蔭/185センチ・94キロ/左投左打)
「左であのサイズがあるのは魅力ですけど、甲子園でのピッチングは『おいおい、どうしたんだ』という感じでした。速球派を目指すのか、技巧派を目指すのか、まだ決めかねている印象を受けました。スピードも思ったほど出ていなかったし、現状では厳しいかもしれないですね。素材は申し分ないので、そこに期待して獲得する球団はあるかもしれませんが......」(パ・リーグスカウトA氏)
「去年の夏はいいボールを投げていたんですがね。大阪桐蔭という名門にいると、やっぱり負けられないですから、中途半端にまとまってしまうことがあるのですが、今回の松浦くんはまさにそれ。荒削りな部分がないのはいいことのように思うかもしれないけど、逆に言えば個性がなくなっている。ちょっと物足りなさを感じました。夏までに大きく育ってほしいですね」(セ・リーグスカウトD氏)
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