2020.10.24

山本昌がドラフト候補の12投手をチェック。
大学・社会人でズバぬけた選手は?

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

 50歳までNPBでプレーし、通算219勝を挙げたレジェンド・山本昌さん(元中日)。これまで数々のアマチュア投手の活躍を予言し、課題を言い当ててきた山本昌さんが、今年の大学生・社会人のドラフト候補12名を一挙に分析。レジェンドの目に「大学生豊作年」と言われる今年のドラフト候補はどのように映ったのだろうか?

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今年のドラフトの目玉のひとりである早稲田大・早川隆久早川隆久(早稲田大/179センチ・80キロ/左投左打)

木更津総合高時代から見ていた投手ですが、すごく成長したなぁと驚きました。高校時代は球速が常時140キロ前後でしたが、今では約10キロも速くなっています。さすが小宮山悟監督の指導力だなと感じます。投球フォームは体重移動がスムーズだし、上背を生かせてボールに角度もある。リリースでボールを離すタイミングが非常によく、うまく切れていると感じます。バランスがよく、欠点がほぼないフォームなので、コントロールには苦労しないでしょう。変化球も多彩で、大きく曲がるカーブまである。ロッテが1位指名を公言するのもうなずけますし、ここまで完成度の高いサウスポーは久しぶりです。