山本昌がレジェンド解説。100回大会のマウンドで輝いた13人の好投手 (12ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • 岡沢克郎、大友良行●写真 photo by Okazawa Katsuro、Ohtomo Yoshiyuki

甲子園で自己最速の149キロをマークした木更津総合の本格派右腕・根本太一甲子園で自己最速の149キロをマークした木更津総合の本格派右腕・根本太一根本太一(木更津総合2年/181cm85kg/右投右打)

力感のないフォームなのに、140キロ台後半のボールがバシバシ決まる。楽しみな2年生投手ですね。左足を右足に巻きつけるような特徴的な足の上げ方から、リラックスしてゆったりとしたモーション、リリースのタイミングまで自分の感覚を持っていることを感じます。だから球速だけではなく、球の走りも素晴らしいのでしょう。まだ長いイニングを任されていないようですし、これから大事な役割を任されてどうなるか。マウンドでの態度に焦りが見えないところも含めて、楽しみな投手です。

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